2004年12月25日

愛と、死を見つめて


愛と、死を見つめて

 実は、映画は観ておりません。原作の小説を読んだだけです。でも、小説に挿入されている映画のカットページが、とても観たいという気持ちを引き起こしました。小説は、とても薄い本です。片道の通勤時間で読破出来るぐらいの厚さしかありません。だから、内容が薄かったかというとその逆でした。

 お話はありきたりだし、展開も誰にでも読める内容です。人が人を好きになったり、愛するようになる過程って、ちょっとしたことがきっかけだったりするかもしれません。なのに、単純に楽しいだけでなく、お互いが辛い気持ちになることもあったりして、僕みたいな若輩者でも共感出来る部分が多く、自然に涙が流れていました。

 人それぞれ、幸せの尺度は違うと思いますが、自分が生きているという証を発見させてくれる相手の存在って、とても大切だと思います。そんなことを考えさせてくれる小説でした。 



angelswing7 at 02:31│Comments(0)TrackBack(0)DVD 

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