2004年12月

2004年12月31日

天使の卵―エンジェルス・エッグ

天使の卵―エンジェルス・エッグ

 2004年も、今日で終わっちゃうんですね。何だか歳を重ねていくと時間の経つのが早い気がします。来年は、本館の方も充実させたいと思いますので(特に秘密ページ)、昔からお越し下さっている人形好きの方は、お楽しみにしていて下さい。

 さて、今日、ご紹介するのは、村山由佳さんの本です。以前、ご紹介させて頂いた『翼』とは違って社会派?作品ではありませんが、テーマは結構、重いものがあります。あらすじについては、ネタバレになるので敢えて書きませんが、人を好きになること、恋愛のかたちには色々とあって、そこにはとても切ないお話が詰まっています。

 ある程度、結末は予想出来たのですが、琴線に触れる何かがあって、心が揺さぶられました。第6回「小説すばる」新人賞受賞作品です。村山さんの作品は、ここから始まりました。「読んだ人全員でなく、少しでも感動してくれる人がいればいい」 そんな作者の気持ちが強く伝わってきます。是非、村山さんワールドにハマって下さい。



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2004年12月30日

ほのぼのしているかどうかは分かりませんが...(笑)

愛していると云ってくれ

 何だか同名のドラマがあったような気がするのですが...。今回、ご紹介させて頂くのは、中島みゆきさんです。僕が聴きだしたのは、確か中学ぐらいの時だったと思います。まだ、CDなんて出たてで、プレーヤーが○十万円していたような信じられない頃、貸しレコード屋さんに行って、カセットテープにダビングしていたぐらいのお話です。既に、中島みゆきさんは、シンガーソングライターとしての地位を確立されていて、たくさんのアルバムを発表されていました。最初何から聴けばいいのだろう? 良く分からなかったので、ジャケットを見て決めることにしました。当時、月千円のおこずかいで、レンタル料が250円ぐらいだったと思います。一生懸命吟味するわけです。そして迷った挙句に借りたのが、『生きていてもいいですか?』というアルバムでした。どうして気になったかと言いますと、真っ黒な中に、ただアルバムのタイトルがあって、あまりに風変わりであったからです。それとこのタイトルそのものから、どういう意味だろう? そんな興味が湧いてきたからです。

 
生きていてもいいですか

 ねぇ? 変でしょう。ところが、実際に聴いてみてもっと衝撃的なことがありました。

 レコードは、再生を繰り返すうちにどうしても傷がついてしまい、音とびやノイズが発生してしまいます。貸しレコードですから、普通よりも酷使されているわけで、レコード針をおとした瞬間から、「プチッ、プチッ」って感じのノイズが聞こえてきます。まぁ、これもレコードの味なんですけど、次に聴こえてきたのが「うらみま〜す うらみま〜す」という歌詞でして、何か僕悪いことしたかな? そんな責めないでよ 。思わず、そう言いたくなるぐらい、暗い歌詞が聴こえてきました。そして、本当に泣きながら、音程も外れている?ような歌い方にびっくり。自分の直ぐ脇に女の人がうらめしそうにいるような錯覚を覚えました。

 途中、『キツネ狩りの歌』という長調の曲が、歌詞は別にして、明るめの感じになるのですが、『エレーン』の<<エレーン 生きていてもいいですかと誰も問いたい エレーン その答を誰もが知っているから 誰も問えない>> や『異国』の<<100年しても あたしは死ねない>>という歌詞が聴こえてきたときには、撃沈していました。(笑) 聴き終えた感想は、中島みゆきという女性はどういう人なんだろう。

 その後、親にいけないと言われながらも受験勉強しながら、ラジオを聞いていました。(ナガラ族)当時、絶大な人気を誇っていた番組にオールナイトニッポンがありました。曜日によって司会者が変わって、あの独特な雰囲気が好きだったのですが、その中に中島みゆきさんが担当されている曜日がありまして、ラジオのケラケラ笑いながら進行する彼女と、あの作詞作曲をされた彼女のギャップが、とても理解出来なかったことを覚えています。(この点は、今も変わりませんが)

 勿論、その後も全ての曲を聴いたわけですが、このギャップを埋めることは出来ませんでした。

 彼女の曲の魅力は、やはり歌詞にあると思います。本当に、言葉のとおり 詩なんです。全ての曲を聴く前に、当時発売されていた中島さんの歌詞だけを収録した文庫本がありました。どんな曲かもしらずに、1曲、1曲、歌詞を読んで、どんな曲だろう?と予想してみたり。全ての歌詞に言えることは、その言葉の意味する情景が目に浮かんでくること。ストレートに届いてきて、汚い言葉を使っていたとしても、どこか凛としたものを感じるんです。また、時には、社会問題を真摯に受け止めたものだったり。やはり偉大な方だと思います。

 中島さんは楽曲をたくさんの歌手の方にも提供されています。ごく一部ですけどご紹介。

 桜田淳子さん 『しあわせ芝居』 『追いかけてヨコハマ

 研ナオコさん 『あばよ』 『ひとりぼっちで踊らせて』 『かもめはかもめ』

 加藤登紀子さん 『この空を飛べたら』 

 増田恵子さん 『すずめ』

 柏原芳恵さん 『最愛』 『カムフラージュ』 『春なのに』

 郷ひろみさん 『美貌の都』

 工藤静香さん 『黄砂に吹かれて』 『雪・月・花』 『慟哭』

 柴咲コウさん 『思い出だけではつらすぎる』

 

 中島みゆきさんの曲の中で、僕のベスト10は次の通りです。

 『ひとり上手』 『わかれうた』 『この空を飛べたら』 『あした天気になれ』 『かなしみ笑い』 『ダイヤル117』 『根雪(ねゆき)』 『砂の船』 『春なのに』 『エレーン』 

あ・り・が・と・う



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2004年12月29日

ポーズ人形を少しだけ小さくして再現

                             

おしゃれスタイルドール01青空のロマンス   おしゃれスタイルドール02オレンジの日曜日

 昭和30〜40年代に流行したポーズ人形、フランス人形を1/2スケール(身長25cm)のファッションドールとして現代によみがえらせました。あの頃、お部屋のインテリアとして、ピアノの上や応接間などに飾られていた想い出のお人形たち、着せ替えのできる夢のファッションドールになったのです。昭和のメルヘンをもう一度・・・!

 これはメーカーさんのセールスコピーですが、人形・マスコット作家の宇山あゆみさんが出来るだけ、昔のポーズ人形を忠実に再現すべく、顔の型を新規におこされたそうです。まずは、本物のポーズ人形の顔を立体スキャンにかけ、1/2スケールに縮小。その他、一番ポイントとなるのが目の位置。ポーズ人形の目は、かなり下の方にあって人間離れしているのですが、そこが特徴でもあり、可愛さを醸し出している部分なんです。微妙な配置が難しかったそうです。

 かなりいい感じに仕上がっていると思うのですが、一点だけ残念だなぁ〜と思うのがボディーの作りでしょうか?ポーズ人形の特徴である直線的なフォルムは見事に再現されているのですが、どうやらリカちゃんと同じ材質で出来ているようです。うちにやってきたら、天子の羽の本館でレポートさせて頂きますが、ポーズ人形のオリジナルは、腕や指も布で出来ていると思うのです。あの手作り感も魅力なのですが、大量生産するためには、仕方なかったのでしょうか? ほんと、その点だけが残念に思います。



2004年12月28日

僕と彼女と彼女の生きる道


僕と彼女と彼女の生きる道

 再放送するのが分かっていたら、購入しなかったのに。(笑) というのは冗談ですが、草剛さん主演のTVドラマのDVDです。

 このドラマの魅力と言えば、主人公である徹朗が、娘の凛との生活を通じて自らの生き方を見つめ直し、まったく違った人生の幸せを発見していく成長の過程にあると思います。また、主人公の父や、家庭教師のゆら先生等、周りの人の人生にも影響を与えていく様子が微笑ましいです。

 しかし、何と言っても、一番の魅力は、凛こと美山加恋ちゃんの演技でしょう。ゆら先生が凛について、 子供のキラキラ輝いている部分に触れたとき、とても暖かいものを貰った気がする そんな内容のセリフがありました。大人って建前があったり、外から身を守るための防御の為、本音を奥の方にしまったりします。でも、子供や動物は、ありのままの感情をぶつけてくるから、大人も自然に心の殻を開くのかもしれません。

 この作品はクレイマークレイマーに似ていたり、凛ちゃんも ぽっかぽかのあすかちゃんと重なって見える部分もあります。でも、そういうことは関係なく、色々と考えさせてくれる素敵なドラマだと思いますので、是非、たくさんの方にご覧頂きたい作品だと思います。

 



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2004年12月27日

澄んだ声の女性って素敵です

 
Elika
 
 さわやかで、のびのあるボーカルが気持ちいい。ポップス大好き派におススメの1枚。バラードも聴きごたえある。
 
 CDショップで何も考えずにたくさんのジャケットを眺めていました。このPOPが目に入ってきました。世の中にはたくさん歌手の方がデビューされていて、成功してメジャーになる人もいれば、実力はあるのに世間に知られることなく消えていく方もいて、その数は圧倒的に後者だと思うのです。だから、そんなメジャーになる前の歌手の中に、僕が好きな曲を作られている方がいるかもしれない。そんなとき、ジャケットや歌のタイトルで判断して購入することがあります。結構、外れることが多いのですけど、逆に大ファンになってしまうこともあったりして。
 
 そんな歌手の一人が、Erilka さんです。初めて手にしたCDが、『 Shiny Girl 』というアルバムでした。再生した瞬間、あっ 好きな声だ そう思いました。下成佐登子さんやちょっとジャンルは違いますけど、堀江美都子さんの声が好きな方なら、間違いなくファンになると思います。
 
 彼女の素晴らしいところは、歌声もそうなのですが、作詞が全曲彼女自身によるものという点。殆どが女性の視点から書かれた歌詞なのですが、彼に会うときのドキドキ感や付き合う中で感じる苦しい気持ち、切ない気持ち。そんなラブソングが一杯です。歌声が澄んでいて素敵なので、スゥッ〜と体に染み込んでくるような感じです。
 
 残念ながら、今、活動されているかは不明ですが、オフィシャルサイトを見つけました。是非、ご覧になってください。 


 Shiny Girl に収録されている好きな曲を抜粋してみますね。

 ・笑顔にしてあげたい

  とても明るい感じの曲調なのですが、実は失恋ソングです。似たもの同士、すれ違い、修復出来なくなった関係。でも生まれ変われるのなら、もっと素直になって、勇気をもって最後のお願い。今でも愛している あなたの横顔。笑顔にしてあげたい。

 ・Loving You

 なれあいだけの関係にしたくない。好きという言葉があてがまらなくなったの。それ以上にあなたが必要になったから。どんなにきずつけあっても、今は、あなたしか目の前にいない。

 ・あなたのいた風景

 彼が去った部屋。もう、野球中継を見ていた後姿を見ることもない。時と共にうすれゆくあなたの面影を、今日も一人、この部屋の中にうつしだしてみる。笑いかけるあなた。歩いているあなた。次々にうかぶ幸せすぎた日々。郵便受けの中に残された合鍵。最後の言葉よりも胸をしめつけられた。3年の月日が流れ去り、今の私なら過去のことだと言い切れるけれど、忘れたくないの。どこかで偶然、あなたと出会って元気かどうかを確かめたい。



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懐かしのアニメCD


〈ANIMEX 1200シリーズ〉(13) ムーの白鯨 テーマ音楽集

 ムーの白鯨 という僕が子供の頃、放映されていたアニメのサントラです。

 この作品の大凡のあらすじは、次のとおりです。

 かってムー帝国との戦いに敗れたアトランティスが、小惑星として現代にタイムスリップ。再び世界征服をしようとたくらみます。テレパシーでイースター島に集められた剣、譲、麗、信、学の5人は、ムーの王ラ・ムーの娘のマドーラ、そしてラ・ムーの脳が納められている空飛ぶサイボーグ白鯨とともに、アトランティスの王子プラトス、謎を秘めたラメールらと、世界各地の遺跡戦いを繰り広げます。

 また、ただのドンパチアニメではなく、戦うことの矛盾やその葛藤を描いている作品でもあります。特に中盤以降、無限の力を秘めた魔の石オリハルコンを手にしたアトランティス軍が悪王ザルゴンを復活させて優勢を誇っていくなかで、人間の愛すら認めない父ザルゴンに心痛める皇子プラトスとラ・メールの描写。そして、この父国を憎み、心豊かなムー軍を信じだしたプラトスは、人間と愛の尊さを訴えながら、ついに、銃口を父ザルゴンの胸へ。立場の異なる男女の悲哀みたいなものが描かれています。 

 そして、この壮大な内容に花を添えていたのが水木一郎さんの歌うOPとED。特にEDの 『信じるかい』 は、語りかけるような歌詞が素敵で、どこか郷愁を帯びていて感動的です。

 当時の作品をご存知ない方には、意味がないアルバムだと思います。逆に、アニメをご覧になられていた方にとっては、こんな低価格であの名曲が聴けるなんて、いい時代になりましたね。(笑)



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2004年12月26日

人型パソコン

ちょびっツ 1

  『ちょびっツ』は、パソコンが人の形をしているという、今とは少し違う世界のお話です。主人公の秀樹は、少しすけべなんだけど、とても心の優しい浪人生。予備校に通う為、上京してくるところから、お話が始まります。上京して驚いたのが、パソコンが人のように生活している様子でした。秀樹もパソコンが欲しくなるのですが、浪人生としては、高価なパソコンが買えません。どこかタダで貰えないかなぁ〜なんて考えていると、運良く?ゴミ捨て場に捨ててあった人型パソコン(のちに「ちぃ」と名付けられます。)に出会います。そこから、ちぃと秀樹とのコミカルでいて、そして素敵なお話が展開されていきます。 

ちょびっツ (8)

 タイトルのちょびっツとは何なのか? どうして「ちぃ」は、捨てられていたのか?といった幾つかの興味深い謎に惹きつけられます。でも、ちょびっツの一番の魅力は、純真無垢なちぃと、心優しい秀樹との交流が、どこか切なくて、そして暖かい気持ちにさせてくれるところにあると思います。

 そんなちょびっツから少しだけエピソードをご紹介。

 貧乏な秀樹は、生活のやりくりが大変です。バイト代も、予備校のお金、アパート代等に消えていってしまいます。そんな状況をみていた「ちぃ」はアルバイトを始めることを決心します。初めてのバイト代を貰ったときに、「ヒデキの欲しいもの、この中に入っているので買える…」給料袋を大切そうに持ってつぶやく「ちぃ」。秀樹が帰宅したとき、給料袋を手渡します。

 でも秀樹は「ちぃ」から受け取った給料袋を返してあげます。「これはちぃのだよ。ちぃが働いたんだから、ちぃのお金だ」 一瞬、秀樹の欲しいものではなかったのかと顔を曇らせる「ちぃ」。でもその気持ちだけでうれしい、と秀樹に頭をなでられて「ちぃ〜」。うれしそう。

 「ちぃ」の好きなものを買いなさい、と言われてまじまじを秀樹の顔を見ます。「…抱きついていい?」 いままで遠慮なく抱きついていた「ちぃ」ですが、誰にでも抱きついていいわけではないこと、好きな人に抱きつくことをアルバイト先の店長から学んだ「ちぃ」はそう尋ねました。

 本屋で見つけた「だれもいない町」の絵本。初めてもらった給料で、この絵本を購入しました。この本をきっかけに「ちぃ」は、「あたしだけの人」を捜し求めるようになります。秀樹は、「ちぃ」にとって「あたしだけの人」になれるのか?

 『ちょびっツ』は、ギャグ漫画(だって少年誌に連載されていたから)のカテゴリーの作品だと思うのですが、実はラブストーリーの作品なのかもしれません。 

ちょびっツ (7)



2004年12月25日

プーリップにも、いよいよプチっ子登場!(こうさぎ)

きょう麻里は、うさが安心された。
実はきょう麻里は、honobonoはコンテンツは分しなかったー。


*このエントリは、こうさぎの「麻里」が書きました。

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愛と、死を見つめて


愛と、死を見つめて

 実は、映画は観ておりません。原作の小説を読んだだけです。でも、小説に挿入されている映画のカットページが、とても観たいという気持ちを引き起こしました。小説は、とても薄い本です。片道の通勤時間で読破出来るぐらいの厚さしかありません。だから、内容が薄かったかというとその逆でした。

 お話はありきたりだし、展開も誰にでも読める内容です。人が人を好きになったり、愛するようになる過程って、ちょっとしたことがきっかけだったりするかもしれません。なのに、単純に楽しいだけでなく、お互いが辛い気持ちになることもあったりして、僕みたいな若輩者でも共感出来る部分が多く、自然に涙が流れていました。

 人それぞれ、幸せの尺度は違うと思いますが、自分が生きているという証を発見させてくれる相手の存在って、とても大切だと思います。そんなことを考えさせてくれる小説でした。 



angelswing7 at 02:31|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)DVD 

2004年12月24日

ユノア ルシスがやってきた!

Dollybird Vol.3

 どうして今頃、バックナンバーのご紹介するかはといいますと。そう、うちに待望のユノア・ルシスがやってきたからです。予約注文、振込みを完了。いつになったらやってくるのだろうと思っていたのですが、昨日、無事到着しました。(振込み日順に発送される予定だったのですが。 結局、皆さん考えることは同じでして、殆どの方が振込開始日当日に入金されたみたいです。というわけで、注文された方は、皆さんお迎えされた頃ではないでしょうか?)

 ルシスについてのレポートは、後日、本館の天使の羽でさせて頂く予定ですが、第一の印象は、とても小さいなぁ〜ということでした。入っている箱からして小さい。こんな小さいルシスを、きれいにメイク出来るかどうか、とても不安なのですが、そうだ! と思い出しました。

 ドーリーバードの1つ前の3号にメイクのページがあったっけ。特に気になったのは、一度エアブラシしたあとから、爪の部分をデザインナイフで削るところ。あれやりたいのですが、失敗が許されないから勇気がいりますね。

 ユノアをお迎えされた方には、おすすめの本です。