2005年08月
2005年08月18日
料理を初めてするときに読む本
最近、ちょっと台所で料理を始めるようになりました。コンビニ弁当も、何日も続けては食べられないし、男性だからといって料理が出来なくて良いということは無いと思ったので。で、何も分からないけど、見よう見まねで作ってみると、見た目はOK、味もそこそこ。ただ、一度に作る量の加減が出来なくて、いつも多めに作ってしまいます。何かうまく保存したり出来ないかなぁ〜と思って探したのが、『はじめての台所―野菜の洗い方からお教えいたします』でした。
料理本って、レシピと作り方hが書かれているのですが、その前の基本的なことって、当たり前ですけど書かれていません。だし汁ってどうやってとったらいいの? とか 魚のわたをとるのはどうしたらいいの? とか...。 この本は、料理を紹介しているのではなく、料理に使う素材、道具について、分かり易く説明されています。大きなサイズで、全てがカラーページ。とても分かり易く必要最低限のことがまとめられている他、ワンポイントメモ的な解説もあって、見ているだけで楽しくなってきます。本当は料理を作りたいのだけど、今更、基本の基本を他人に聞けないと思われている方。是非、この本を読んで下さい。素材を知ること、そうまるで対話するような感覚が身について、料理が楽しくなると思います。何だか人形づくりのためには、粘土のことが分からないといけない と言われた本城先生のお言葉を思い出しました。
2005年08月16日
空耳?
タモリさんの深夜番組に「空耳アワー」というコーナーがあります。洋楽で全然意味は違うのですが、日本語の音に聞こえる、まさしく空耳なのですが、色々と想像すると面白かったりします。オリコンチャート一位も獲得したO−ZONEの「恋のマイアヒ」は、曲の一部分ではなく、殆どが空耳状態で面白いし、曲の明るい感じが何だかノリノリで聴いていて楽しくなってきます。
そして、この曲を聴いて触発されたのか、多くの方がフラッシュを制作されているようです。何だか分からないけど楽しくなってくる「恋のマイアヒ」。フラッシュを集めてみました。
O-ZONEは、モルドバ出身のイケメン兄さん3人組です。「恋のマイアヒ」は、本当のタイトルではなくて、「Dragostea Din Tei (菩提樹の下の恋)」が正しいです。ノリノリの曲が一杯なので、このノリが受け入れられる方は、他の曲も聴かれることをお薦めします。
2005年08月14日
キヤノンの新型デジカメ
一眼デジカメの製品サイクルってとても短いです。銀塩(フィルム)カメラのフラッグシップモデルだったら、10年近くは変わらないのに、一眼デジカメだと持って4年、短くて2年とかでモデルチェンジされてしまいます。幾ら一眼デジカメが安くなったとはいえ、このサイクルの短さを考えると、いつ購入したら良いのか分からなくなってしまいます。僕がD2Xの購入を見合わせたのも、他にお金が必要なことがあったことも理由の一つですが、このライフサイクルの短さが気になるからです。
例えば、D2Xというカメラはニコンの現在の最高峰のデジ一眼なのですが、高画素化を推し進めたことによる、パープルフリンジの問題、感度低下の問題等、値段の割に未成熟と感じる部分があって、これが半年、一年経過すると解決出来るのではないか?と期待していたりします。だからD200に期待しているし、最近では、一番上ではなくて、一つ下のクラスを使いこんで、二年ぐらいのサイクルで購入していく方が良いのでは?と思うようになってきました。でも、ニコンはかなり商品サイクルが長い方ですけど。
キヤノンのEOS 20Dは、とても完成度が高いカメラで、ニコンには、このクラスのカメラが無いのでとても羨ましく思います。連続撮影コマ数、ボディーの質感、電池の持ち、別売ですが縦位置グリップが用意されていたり、はっきり言って不満が少ないです。でも、そんな20Dも、販売価格が下がってきました。発売から約1年経過するというのもあるのですが、次の商品の発表も近いのでは? 特にキヤノンの場合は、新製品の販売サイクルが短いから気になります。でも、僕がキヤノンユーザーだったら、迷わず購入していたデジカメだと思います。キヤノンのフラッグシップはとても買えない値段なので。
2005年08月13日
BEST of COOL GIRL
中々新作が発売されないクール ガールですが、過去に発売した人気アイテムが、ベスト オブ グール ガールとして復活することが決まりました。しかも単なる再販ではなく、新解釈のヘッドペイント、新規デザインのスーツ、そして最大の違いは、ボディーがバージョン2.0になっていることです。それでは、どのクール ガールがベスト3に選ばれたかご紹介させて頂きます。
BEST of COOL GIRL Vol.2 オルタナティブ CG-07 [ CODE NAME:HARLEY ]
オリジナルは、「CG-07 ライダースーツ」として発売されたクール ガールです。黒のライダースーツがクールガールの素体のボディーラインの素晴らしさとマッチして、とてもかっこいい印象のドールでした。ライダースーツのデザインで、白いサイドラインが入ったのが大きな変更点です。まるで、仮面ライダー2号のような感じ?ヘルメットは、新規金型でフルフェィスタイプに変更されています。顔写真のアップをみると、ペイントの筈なのに、ドールアイを入れているように見えるから不思議です。メイクもかなりリアルな感じで良くなりました。
BEST of COOL GIRL Vol.1 オルタナティブ CG-12 [ CODE NAME:RUBY ]
オリジナルは、「CG-12 ブルーライトニング」。ノーマルなクールガールとしては、一番新しいクールガールです。最新といっても、発売されたのが2003年9月ですから、もう2年近く前になってしまいます。勿論、それ以降もクールガールは発売されていたのですが、キャラクタートリビュートシリーズといって、原作や映像作品のあるキャラクターの中からクールガールとして発売したシリーズがあります。折角、バージョン2.0のボディーになったのですが、ノーマルなクール ガールとしては、ブルーライトニングしかありませんでした。このブルーライトニングは、ちょっとアニメっぽい顔に方向転換されていたのですが、再販版は、リアル系なペイントに変更されています。あまり変更点が無いように見えるのですが、ボディースーツの色が、濃い目のブルーから、明るいライトブルーに変更されました。個人的には、オリジナルの色の方が好きです。
そして、リンクが見つからなかった(画像もまだ公開されていないようです。)もう一つの再販 クール ガールは、大人気の「CG-EX3 ワイルド バンプ」の再販です。そもそも、この「EX」というコードがついたクール ガールは、一度、リニューアル版として衣装等を変更して発売されたことを意味します。かなりワイルドといいますか、セクシーな衣装で、今回、どうリニューアルされるのかとても楽しみです。オリジナルの衣装は、黒のレザーのロングコート、その下は、黒のレザーとエナメルでまとめられており、ハトメ付き編み上げのインナー、ショートパンツの下には、網タイツ、ガーダー風ホルダーベルトとパット付ロングブーツといった感じです。ロングコートにはワイヤーが内臓されているので、マントのように風になびかせているようなポージングも決まります。武装として刀を持っているので、アメコミのダークヒロイン的な印象があります。初めてみたときは、マトリクスに被って見えました。製品版の画像が一番楽しみなクール ガールです。
2005年08月10日
昔の妖怪映画 ご紹介第二弾
実は、妖怪百物語の方が、前回ご紹介させて頂いた妖怪大戦争よりも先に公開されていました。妖怪やお化けというと怖いというイメージがあると思うのですが、この作品に登場する妖怪たちも、悪い人にとっては、とても恐ろしい存在として描かれています。妖怪大戦争に登場する妖怪のようなユーモアなテイストはありません。でも、ただ怖いのかというと違っていて、困っている人達の味方として描かれています。自分の立場を利用して長屋と神社を取り壊そうと画策する悪徳奉行とその手足となる商人に対して、住人が怪談の会“百物語”を催します。そこから妖怪たちが出現してさまざまな怪異(悪人たちをこらしめます)が起きていきます。弱い者の味方、どちらかというとヒーロー的な描かれ方なんです。昔放送されていた「ハングマン」や「必殺仕事人」の刑事や仕事人の代わりが妖怪たちといったところでしょうか?子供は、こういった作品を観て、悪いことをしちゃいけないと学習してきたのかもしれません。だってオオクビは、本当に怖いですから。(笑)
2005年08月09日
再掲です。 新作momoko
12月25日発売予定。チアガールのmomokoです。髪は金髪でポニーテール。スタジャンを羽織ってボンボンを持っています。
同じく12月25日発売予定。こちらは、流行のゴスロリタイプです。ピンクのドレスに白い靴。髪の色は茶色で、耳の上の位置で髪を結わいでいる姿がプードルに似ているから、こういう名前になっているのだと思います。 (追記:スカートにプードルの柄があったんですね。)
11月25日発売予定。しらゆき とは白雪姫から来ていると思われます。りんごを持っているから。だけど着ている衣装がドレスではなく、白い着物なんです。かなり豪華な衣装の為か、お値段も他のmomokoと比べてかなりお高いです。物凄く貴重なmomokoになるかも?
11月25日発売予定。何だかタイトルが可哀想な気もしますが...。(笑) その名の通り、女子高生のまんまの衣装です。ベージュのカーディガンに通学鞄(青いビニールの奴です)を持ったmomokoです。髪の毛もごく普通のショート。今までのmomokoの中で一番現実味のあるお人形かも?
2005年08月08日
妖怪大戦争
現在劇場で公開されている「妖怪大戦争」のオリジナルとも言える映画のご紹介です。もう30年以上前の作品ですから、CGなんてありません。全て着ぐるみや、お人形の妖怪たちです。でも、そこが本作品では、良い味になっています。そう、妖怪たちのキャラクター作りが活きているんです。この頃作られた妖怪映画に登場する彼ら、彼女らは、人を脅かす存在というよりは、庶民の味方として描かれています。この映画でも然り。4000年の眠りから覚めた吸血妖怪ダイモンが、バビロニアの古都ウル遺跡から日本に襲来するところから始まります。外国の妖怪ダイモンは、いかにも悪辣な表情、そして魔王然とした存在感が圧倒的に描かれています。妖怪としての敵は、彼一人なのです。そんな悪役の彼に対して、日本の妖怪たちは、どこかユーモラスで、時と場合に応じて人間たちと共闘したりします。一人一人は弱いけど、みんなで協力して頑張ろう!みたいなノリなんです。観ている子供さんも、日本の妖怪たちを怖がるのではなく、仲間として応援されると思います。そう、基本的には勧善懲悪ものなのですが、この頃の大映作品は、協調性の大切さを伝えたかったのかもしれません。少し、教育的な部分を感じる映画です。
2005年08月07日
魔化魍 対策の本
仮面ライダー響鬼、そして妖怪大戦争、姑獲鳥の夏と、今年は妖怪ブームですね。仮面ライダー響鬼にの劇中では、魔化魍と表現されていますが、ずばり妖怪だったりします。仮面ライダーである鬼をサポートする猛士には、過去に出現した魔化魍データが蓄積されているのですが、次は何が出るのだろう?というのも、作品を面白くしていると思います。
敵を倒すためには、まずは情報収集から。もしかして、猛士も使っているのでは?(笑) と思えてくるのgは、今回、ご紹介させて頂きます妖怪事典です。イラストが少ないのが残念ですが、それでも約2500に及ぶ妖怪が記載されており、資料的な価値が高いと思います。妖怪の出典についても細かく書かれていますので、これで興味を持たれたら、さらに奥深い世界に入ってみるのも面白いかもしれません。
ちなみに魔化魍として登場して、この事典に記載があったものは、「オトロシ」「ウブメ」「化け蟹(カニ坊主)」「ツチグモ」「化け猫」「泥田坊」「ヤマアラシ」「山彦」「一反木綿」「山あらし」「塗壁」「網キリ」「河童」といった感じで、ほぼ網羅されています。100年に一度の「オトロシ」まで記載されていました。やはり、猛士メンバーは、必須の本だと思います。
その他、色々な妖怪が登場しますので、どうしてそういった妖怪が考えられたのか、その背景みたいなものを考えてみると、当時の様子が少し分かるかもしれません。色々と想像出来て、楽しい事典だと思います。
2005年08月06日
ちょっと真面目に...
今日はちょっと真面目に。15年ぐらい前、本屋さんの店頭で偶然見つけた本が、この『開け心が窓ならば』でした。タイトルに興味をもって、数十頁立ち読みしたら、もう涙が止まらずに困ってしまったことを覚えています。トイレに行って、顔を洗ってから、購入しました。まさか、ちょっと読んだだけで泣いてしまうなんて。その涙というのが、感動の涙ではなく、くやし涙だったんです。
僕は、別に何か活動をしているわけでもないのですが、差別とか偏見って大嫌いです。えた、ひにんという差別制度は、時の権力者が、農民の不満をそらすために考えた制度であり、全く意味のないことであるのは分かっているのに、もし、現代においてもそんな差別が継続しているのであれば、あまりにナンセンスだと思います。その人に何の責任も無いのに責め立てる人、また、関係を持たないように避ける態度をとる人、どちらも一緒だと思います。
社会が全体が、この本を読んで、悔し涙を流せる人間ばかりになったのであれば、差別なんてものは無くなるかもしれません。「村」という言葉の意味が分からないのであれば、是非、この本を読んでみて下さい。無知であることが、他人を傷つけることに繋がっているかもしれませんから。
2005年08月05日
原作には原作の良さが...
『いま、会いにゆきます』のTV版が放送されていることを知り、先週の放送だけ拝見しました。映画版に登場しないオリジナルのキャラクターがいたりして、全体の放送時間があるためか、少し冗長なエピソードが多いような気がしました。澪、巧、佑司の三人を掘下げた方が、ドラマとしては奥が深くなると思うのですが、澪のセリフも自分のイメージと違っていて、ちょっとがっかりしました。
映画が大好きになったので、ちょっと不安を抱えながらも原作を読みました。その感想はやっぱりいい。映画とは全く一緒では無かったり、ケーキ屋さんのエピソードが無かったりしたのですが、原作には原作の良さがありました。じゃあ、TV版が好きになれない理由って何だろうと考えてみると、一番の違いは巧の設定の違いだということに気が付きました。TV版の巧は、パーフェクト過ぎるんです。原作、映画版の巧はパーフェクトではなくて、だからこそ、あの父子がとてもピュアに思えるし、そんな巧の問題を全く気にしない澪の強さに感動したんだと思うのです。『いま、会いにゆきます』の言葉の決意の意味、ありがとう、おはよう、いただきます といった当たり前の言葉にも、愛情を感じられるんだと思います。