面白&アイデア商品
2005年06月08日
これからの季節の必需品?
今年の夏はどうなんでしょう? 暑いのは苦手なのですが、うじうじした天気よりも暑いんだったら、暑い方が夏らしくて好きなんです。季節感って感じていたいし、大切だと思うので。だけど、暑い夏はやっぱり辛いです。そんなとき、クーラーで涼むのもいいけど、昔ながら、縁側で心地よい風を受けて風鈴の音色を楽しみ転寝。そんな夏もいいですね。まぁ、最近は縁側というものが無くなっているのですけど。(うちも残念ながらありません) それと気持ちだけでは冷たくならないので、かき氷なんて食べながらというのが最高の贅沢でした。(笑)
今回、ご紹介させて頂きますのは、普通のジュース、それに氷、塩、水を用意するとあらま不思議。手作りシャーベットが出来上がるという道具です。まず、本体の容器に氷、塩、水を入れます。次に付属のアルミカップにジュースを入れて、シャカシャカ振るだけです。それだけで簡単にシャーベットが出来上がります。電気も電池も要りません。約90秒から120秒上下に振るだけでおいしいシャーベットが出来上がります。氷に塩を振りかけてかき混ぜることで、氷自身の熱を奪って氷や塩が溶け、マイナス20℃程度の塩水ができる「氷点降下」の原理を応用したもので、振る時間を長めにすればアイス上に、短めにするとシャーベットにと使い分けられるのも面白いです。あとは中身に入れるジュースの糖度によっても固まり具合が変わってくるようです。既に何年も前から発売されているようですが、前のバージョンでは、一度に作れる量がスプーン数杯分だったみたいで、現在のバージョンは改良されsの倍の量が作れるようになりました。本体の容器の大きさは前バージョンと同じということですから、結構頑張っていると思います。ただ、それでも量はちょっと少なめかな? まぁ、あまり冷たいものを食べ過ぎてお腹をこわすよりもいいと思います。また、自分でアイスやシャーベットが作れるという過程が、お子さんには楽しいと思うのです。色々なキャラクターのバージョンがありますので、この夏、チャレンジされてみては如何でしょうか?
フルキャラアイス BIG ミッキー(ストロベリーシャーベットクリア)
2005年06月01日
元祖はこっち?
スター・ウォーズ アナキン・スカイウォーカー FXライトセーバー エピソード3
有名なスター・ウォーズですが、実は、はっきり観ていないんです。断片的には、遊びに行った友達の家で観たりしているのですが...。ですから、ライトセイバーというよりも、ガンダムのビームサーベルという方が、僕の中ではしっくりきていたりします。
今回紹介するビームサーベル(もとい ライトセーバー)は、ギミック付の玩具で、スイッチを入れると、ブレード部分が青色発光し、振り回すと「ウォ〜ン、ウォ〜ン」と鳴ったり、衝撃を加えるとクラッシュ音が響きます。子供の頃遊んだチャンバラセットの超高級版といったところでしょうか?(そんなこと言ったら、怒られちゃいますね。ごめんなさい。)で、お値段的にも、子供用の玩具だとは思えないので、コレクターアイテムという性格の商品だと思います。
で、本当にご紹介したかったのは、実は、下にご紹介させて頂きますライトセイバーをモチーフにした雨傘なんです。(笑)
グリップ部分はライトセーバー型になっており、傘とはいえ、意外に精巧に出来ています。専用カバーはブレード色の赤になっています。(まさしくビームサーベル?) 子供の頃、傘でチャンバラごっこをして親に叱られた記憶があるのですが、この傘だったら、なお更そういう遊びをしそうですね。自分で振り回しながら「ウォ〜ン、ウォ〜ン」って言いながら。(笑)
2005年05月29日
やはり シリーズものだったんですね。 spoonfulシリーズ 花鳥風月
先日、ご紹介させて頂いた ひよこの形をしたルームライトの 「花鳥風月」~鳥~ に引き続き、今度は 「花鳥風月」~風~ の登場です。 この”風”って何だと思いますか? 上の写真だけだと判断難しいかもしれませんね。ヒントは、開いている小さな穴にあります。えっ? この穴がどうしたの。 そうですよね。 そんなんじゃ、ヒントにもなりません。僕も分かりませんでした。
実は、これ風を感じるアイテム、つまり未来型 風鈴なんです。(笑) 穴の部分が、風圧センサーになっていて、窓辺において風が吹くと感知して、音がなる仕組みになっています。未来型というだけあって、風鈴の音だけでなく、小川のせせらぎなどのやさしい音を流すことも可能です。また、風がなくても、一定のパターンで繰り返し鳴る連続モードも搭載しておりますので、エアコンをかけて閉め切っている部屋でもOKです。用意されている音色は、全部で5種類。風鈴A、風鈴B、川と鳥、水琴窟A、水琴窟Bとなっています。電源はアルカリ単3電池3本です。
この花鳥風月は、パンプレストさんの 「spoonful(スプーンフル)シリーズ」という商品です。スプーン一杯分の幸せ〜シンプルな形でありながら、生活にちょっとしたゆとりをもたらしてくれるシリーズとして展開予定のアイテムです。 今後予定されているのは、「花」 部屋のなかも心もぐっと華やかにする花器、「月」 月の満ち欠けで時間を感じられるアイテムが予定されています。
2005年05月22日
自然の力を再利用したインテリアライト
この形を初めてみたときに思ったのが、お菓子の「ひよこ」でした。(笑) だってそっくりですよね。でも、これはお菓子ではなく、環境問題に真剣に取り組んだ?インテリアライトなのです。太陽光で充電し、暗くなると青色LEDが自然点灯する、かわいいひよこの形をしたインテリアライトです。
晴れの日に日光の当たる窓辺において、お日様の光をたっぷり吸収させます。夏だったら、半日(4〜5時間)で約15時間点灯します。冬は、ちょっとお日様が弱いので、約10時間ぐらい。廊下に幾つか間隔をあけておいておけば、フットライトとしても役立ちます。あとは、リビングにおいてインテリアライトとして楽しむのもいいかも。(点灯させたくないときは、メインスイッチをOFFにすることも出来ます。)
2005年05月12日
確かに効果はあると思います
僕は大のタバコ嫌い、あの煙が駄目です。ですが、父はタバコが大好き。まだ実家のときは良かった(父の家だから)のですが、今、僕の家に父が居候?していて、嫌だというのにタバコを吸います。僕の家は、白い壁で、しかもツーバイフォーの住宅でやたらと機密性が高く、タバコの臭いや煙がそのままでは無くなりません。父が居候?する3ヶ月ぐらいの間だけなら、我慢しようと思ったのですが、お互いやりにくいので、何とかならないか探していました。
そして見つけたのが、スメルキラーという製品。一見ただの金属の固まりですが、水分と空気に接触することにより臭いの分子を分解し、無臭化させるメカニズムを持っています。このスメルキラーを利用した消臭機能付き灰皿は、最初、半信半疑だったのですが、その効果にびっくりしています。スメルキラーをセットした本体に水を注ぎ、付属のガラス製灰皿部をかぶせるだけ。約8畳の空間を安全に無音で消臭できます。アマゾンさんでの購買された方のレビューはマチマチですが、水の量を正しくセットし、また、効果がある空間のサイズが決まっていますので、それを守ると全然違うと思います。実際に、6畳間の部屋では効果があります。あくまで臭いだけの効果ですので、煙は換気するなり、エアコンの清浄機能を使う等の工夫が必要です。このスメルキラーの良いところは、水を補充し続けるだけで半永久的に使えることです。ただ、使用しているうちに(水道水を分解する際に発生する)カルシウムがスメルキラーにこびりついてきます。それはきちんと掃除することでふき取れますので、引き続き効果も持続するようになります。
上記写真は、灰皿バージョンで、差し込むだけで簡単に消火できる「ボルケーノ」も付属しています。タバコの煙って、実は消すときに嫌なにおいが広まるんです。この「ボルケーノ」を使えば、瞬時に火が消せるので、灰皿にこすり付ける必要がありません。
このスメルキラーには、幾つかバリエーションがあるので、引き続きご紹介させて頂きます。
まずは、普通に部屋の消臭をした場合、約20畳ほどの広いお部屋で消臭効果を発揮する大型のスメルキラーです。勿論、それ以下の広さのお部屋も大丈夫。税込6300円というお値段は高いかもしれませんが、半永久的に使えること、メンテナンスもあまり手間でないことを考えるとかなりお買い得だと思います。勿論、たばこ以外の臭いも消えます。
お次は、車用。この使い方もなる程!ですね。たばこを吸わない人にとって、車の中に染み付いた臭いもたまらないですから。
ここからは、ちょっと面白い使い方の商品です。でもなるほど! と思えるのは一緒ですけど。(笑) まずは、この形から用途を想像してみて下さい。お分かりでしょうか?
このクリップ型の使用方法は、魚やたまねぎなどの手につしつこい臭いを落とす目的で使います。水を流しながら20〜30秒こすり洗いをするだけ(強い臭いの場合は1分程)。釣りやキャンプなどアウトドアに携帯できます。但し、金属アレルギーの方は、ご注意下さい。
では第二問! (笑) このタイプはどう使うでしょう? もう分かりましたか。流石です。そう、夏の外出から戻ったとき、エレベーターの中で気になるのが脇の下の臭いだったりします。そんなとき活躍してくれるのが、ボディデオドラント用スティックタイプのスメルキラーです。汗でニオイの気になる部分を20〜30秒間こするだけで、ニオイが消せます。ケース入りなので携帯にも便利ですし、どこでもサッとデオドラント出来ます。
お次はちょっと強烈ですよ。(笑) ちょっと日本人的発想では考えられないかも? ヒントは、商品名のシロポップという言葉にあります。
そう、これは、何と、ロリポップのような形にあしらわれたスメルキラーを2分ほど口の中に入れておけば、ニンニク料理、タバコ、アルコールなどの不快なニオイを取り除いてくれます。もちろん、いくら舐めても減ることはありません。専用ケースに入れてバッグにしのばせておけば、気になる人との予期せぬ接近の際にも役立ってくれるかも。付属のストラップを使って首にかけるスタイルは、ヨーロッパではオシャレの一つだとか。 う〜ん、このコメントは、嘘でしょ? というか、全然、お洒落だとは思いませんが、効果は確かにあると思います。ただ、あまり衛生的にはお薦め出来ないかも?
さて最後の問題です。でも、商品名で分かってしまいましたね。これは、ワイヤー付きのトイレ・ゴミ箱用スメルキラー です。商品説明には、柄の部分に濡らした布等を掛け、スメルキラーの金属面と接触させた状態で使用するとありますが、布を被せるよりも、ちょろちょろ流れる水に触れるような感じで使われた方が効果的だと思います。スメルキラーは、水に触れている部分と空気に触れている部分があって初めて臭いを分解しますので、全てを覆うような使い方は、効果的でないと思います。アマゾンさんのカスタマレビューを拝見しても、正しい使い方をされているかどうかが評価の違いとなっているようです。
ちょっと遊んで色々とご紹介させて頂きましたがどうでしょうか? うちにあるのは灰皿だけですが、これからの季節、ボディースティックタイプは活躍しそうなので、注文したいと思います。
2005年04月28日
ビー玉転がし
小学生高学年の図工の時間、ビー玉を転がす玩具を作ったことがあります。材料は自由にということだったので、僕はトイレットペーパーの芯や、お菓子の空き箱を使って作りました。クラス40人ぐらいが作ったので、どれも個性豊かだし、自分が発想しないカラクリがあったりして、楽しかったです。でも、工作好きの僕が作った奴が、クラスで一番の人気になりました。その理由は、ジェットコースターのようなRを描いたレールを用意したり、入り口が渦巻き状になっていて、くるくる回りながら、ビー玉が中心の穴に落ちて、トイレットペーパーの芯を通過、ビー玉の落ちた先が二手に分岐するようになっていて、1つはジャンプ台、もう一つは、ジェットコースターのレールを面白いように通過するからでした。また、ベースとなる部分を幾つかに区切り、点数を書いていたので、みんなが競って高得点を採ろうと夢中になったのも、人気があった要因かもしれません。
ビー玉転がしを工作で作ったことが無い方は分からないかもしれないのですが、レールの上を走ったり、色々な仕掛けで先が読めない動きをするビー玉って、本当に面白いし、飽きないんです。でも、工作がいること、それと一度作ったら場所をとるという難点があります。学校の教室だったら、広いからいいのですけど。
そこで発売された(?)のが、今回ご紹介させて頂く 「スペースワープ 3500」です。大昔に発売されていた玩具の復刻版らしいのですが、このモデルより前、今年2月に「スペースワープ5000」が発売され、大人気でした。「スペースワープ5000」との違いは、付属するパーツ数の違いにあります。でも、基本的なアームやエレベーター等さまざまなパーツを組み合わせてコースを作り、鉄球を転がすという部分は一緒です。ループや分岐などを駆使し、スムーズかつ見た目に美しいコースを作れると嬉しいし、スペースに余裕があるのであれば、インテリアとして眺めているのもいいかもしれません。でも、ちょっと大きすぎました。(笑) 日本の住宅事情に合わせた?「スペースワープ 3500」は、パーツ点数は少ないものの、シーソーギミック等、新しいギミックも追加されてより面白くなっています。勿論、複数購入して連結していくことも可能です。ただ購入して終わりという玩具よりも、組み立てる過程も楽しめるし、アイデア次第では、複数のギミックを組み合わせてより面白い動きが出来るかもしれません。頑張り過ぎて、レールが足りなくなったりするかもしれませんが、完成したレールを鉄球が通過する様子は、感動的だと思います。
2005年04月25日
こういうのもありかも?
新生ドラえもん、どうなんでしょう? 実は未見なので楽しみなのですが、画面を見ないで声だけ聞いて誰が話しているのか、また、ストーリーが理解出来るのか試してみたいと思います。(笑)
今回ご紹介させて頂くのは、プーリップで有名なジュンプランニングさんから発売されるアンプ内蔵の、ぬいぐるみ型スピーカーです。ヘッドホンステレオやMDプレーヤー、MP3などのポータブル機器に接続するだけで手軽に音楽が楽しめます。おしりから出ているコードの途中には音量調節のためのボリュームコントローラーがついています。又、シガーソケット用の差込口が付いているということは、車の中でも使えるということですね。
流石に僕は普通の小型スピーカー(アンプ内臓のもの)を購入したいと思いますが、お子様がいらっしゃるご家庭では、面白いアイテムではないでしょうか?
2005年04月19日
今年の七夕は雨でも見れる?
家庭用星空投影機「ホームスター(HOMESTAR)」 コスモブラック
七夕の夜、それは一年に一度、天に流れる天の川の岸辺を見つめて織姫と彦星が逢うことを許された夜。年に1度の再会を励みに機織に勤しむ織姫と彦星の幸せの夜です。でも、7月7日に雨が降ると天の川の水かさが増して、織姫は向こう岸に渡ることができなくなります。川下に上弦の月がかかっていても、つれない月の舟人は織女を渡してはくれません。2人は天の川の東と西の岸辺にたたずみ、お互いに切ない思いを交しながら川面を眺めて涙を流します。
でもね。今年は違います。雨が降っても大丈夫。その理由は、セガトイズさんから、世界初の家庭用光学式プラネタリウム「HOMESTAR」が発売されるからです。ギネス級高密度プラネタリウム・メガスターで有名になった大平さんが共同開発した、家庭用プラネタリウムなんです。何が凄いかといいますと、通常人間の肉眼で見える星の数は約8600個とされますが、この「HOMESTAR」は、業務用の大型プラネタリウムに匹敵する、6.5等級までの恒星およそ1万個を投影できるんです。壮大な星空をリアルでクリアな映像で再現されます。家庭でも、空気の澄んだ土地で見えるような満天の星空を簡単に楽しみたいというコンセプトで創られたからきれいなんです。(これまで家庭用として、一般的だったピンホール式ではなく、光源の光を精密な恒星孔をあけ恒星原板に通し、投影レンズによって星を投影する方式だから美しいのですが、これまでは非常に高価(数千万円-数億円)で扱いが難しいため、施設用の業務用プラネタリウムへの応用に限定されていました。それが2万円強の価格で商品化されたのですから驚きです。)
標準状態では大型プラネタリウム並の約1万個の星を投影できますが、星座絵や星座線を加えることも出来ます。これは、恒星原版ソフトを差し替えることで実現しています。また、オプションで精度を高めてさらに星数を増やし、メガスターのような星空を投影できる超高精度タイプなども可能になる予定もあるそうです。(メガスターとは、大平さんが開発された100万個の星を投影出来るプラネタリウムです。こちらは、1つ約1千万円します。)また、ランダムに星が流れる「流れ星機能」や、全天が約6分で一周する「日周運動機能」などを搭載し、実際のプラネタリウム並みの星空体験が自宅の一室で出来ます。20cm四方に収まるコンパクトサイズで場所を取らず、持ち運びも楽々。(恒星原版ソフトは差し替え式で、癒しに最適な星数1万個バージョンと、星座のライン入りバージョンの2枚のソフトが付属。)喜多郎さんのシンセの音楽を流しながら、うっとり眺めるのもいいですね。
メガスターの生みの親である大平さんのサイトは、こちら からご覧頂けます。
追伸:「HOMESTAR」は、本体のカラーが2バージョン発売されるようです。基本機能は同じ?
家庭用星空投影機「ホームスター(HOMESTAR)」 スターシルバー
2005年02月22日
ちょっと使える電子ペット
今までもアイボのように色々なセンサーや、面白い機能を持ったロボットペットってあったと思います。でも、玩具?にしては、非常に高価。そこでセガトイズさんからは、子供向けのロボットペットもどきの商品が色々と発売されてきました。そしてそんな玩具ロボットペットの最新作が発表されました。i-dog(アイドッグ) といいます。この玩具の良いところは、そのデザイン。玩具なんだけど、少しおしゃれではありませんか?犬の形をしているのですが、その顔にあるイルミネーションは、3色LEDが1つ、2色LEDが6つで色々な表情を見せてくれます。
また、ステレオ入力端子があるので、MP3プレイヤーやPC、携帯電話につなぐとスピーカーに早がわりします。メロディにあわせてイルミネーションが変わり、首、耳を動かす様子は可愛いです。好物は音。おなかが空いたときは、話しかけたり、メロディーを聞かせてあげましょう。きっと満足の笑みを返してくれるでしょう。また、頭、鼻、しっぽにはスイッチ、口部分には、光センサーを持っています。頭や鼻を触ってあげたり、しっぽをつつくとメロディとイルミネーションで喜怒哀楽を表現したり、i-dogが演奏中に顔に手をかざすと光センサーが読み取り、音楽のセッションが楽しめます。
さらに凄いことは、オリジナル曲を作曲するということ。その時の気持ちを曲という形で表現してくれます。聞き覚えないのない新鮮な曲ばかりです。でも、時には音程が外れているものもあったり、ご愛嬌の部分も残しています。また、お休みのときには70曲以上収録されている癒しの曲を演奏してくれます。
詳しくはオフィシャルページをご覧下さい。
2005年02月08日
ロボット技術の原点
何かのテレビで江戸時代のからくり人形をご覧になられたことはないでしょうか?現代のようにコンピューターにプログラミングすれば、何でも出来る時代ならまだしも、電子部品やモーターが存在しない時代にどうして、このように精巧な動きをする人形が出来たのか、とても感心させられます。からくり人形として有名なのは、お茶を運んだり、空になった茶碗を下げるからくり人形だと思います。あの人形も途中で向きを変えたり、お辞儀をしたり、茶碗をとると止まったり、色々な動きがあって不思議です。
ただ、もっと凄いと思ったのが、この弓を射るからくり人形です。単に射るだけでなく、自分で矢をとり、つがえ、弦にセットした後、首をまわして的の方を見ます。そして左手を伸ばして弓を絞り、よっぴいて射るんです。(おっと平家物語的表現が出てしまいましたが(笑)) さらに、射終えると、次の矢を取りにいって連射するんです。
江戸時代の本物は、わざと外したあと、2回目は的を射て、してやったりというように首を振るタイプもあるようです。残念ながら、そこまで精密ではないのですが、そもそも、大人の科学とあるように、仕組みを理解しながら、誰でも手軽に(?)作れるということを目標とした商品ですので、そこはオミットされています。でも、もし完璧に復元するとなると、オリジナルは、6本のてこと11本の糸で動きを制御するといった複雑なものになってしまい、とても普通の人には作れない代物になってしまうそうです。そこで考えられたのが、ゼンマイと歯車に複数のカム板をつなげて一連の動きを制御しようというものでした。詳しくは公式ページをご覧下さい。この大人の科学10 弓曳童子は、作るのも楽しい大人のおもちゃだと思います。お子さんと一緒にそのからくりの仕組みに感激しながら作るのも楽しいし、苦労して出来たからくり人形が見事的を射た瞬間は、別の感動が待っています。
他にも大人の科学シリーズから、2つのからくり人形が発売されていますので、併せてご紹介させて頂きます。
ゼンマイを使わずに、本体に入っている鉄球の重さを利用してトンボ返りしながら階段を下りていくからくり人形です。足と腕の動きのバランスをとっている糸の張り具合を変えることによって、全体の動きを変化させることが出来ます。
もう説明の必要はないですね。あまりにも有名なお茶運び人形です。江戸時代のゼンマイは、鯨の髭を使われていたそうです。勿論、今は捕鯨禁止ですから、そんな材料は手に入りません。堅めのプラスチック素材がその代わりになっているのですが、糸と各部品をつなぐ微妙なバランスは、組み立てる人自身で調整するようになっています。この調整を色々と試すことによって、より仕組みの理解が深まり、楽しくなります。
最後にこの 大人の科学 シリーズとは違うのですが、からくり人形の仕組みや歴史を分かりやすく解説した本のご紹介です。是非、昔の人のアイデアの素晴らしさを実感してみて下さい。読んでいると何だか自分も頑張らなくっちゃ!という気持ちになってきます。